使わなくなった綿の使い道

ここ数年、もめんの重量感のある掛けふとんが使われなくなってきています。打ち直しのご用命で、お客様宅を訪問すると、ほとんど使われた形跡の無い掛けふとんにお目にかかることが多々あります。捨てるにはもったいないし、敷き布団も必要ないし・・・迷ったら長座布団をご検討ください。お昼寝、ごろね、おむつがえ、ソファーの上、車のシート用、対戦型ゲームで横に並んで座ったり、オフィスでの徹夜の残業などに・・・ 市販されている長座布団と比べて全く異なるのは、「コシ」です。市販品はほとんどがポリエステル１００％です。最初フワフワしていて気持ちがよさそうですが、人の体重をささえるコシがありません。もめんのコシは一度使えば、きっと、良さをわかっていただけるハズです。

打ち直し、仕立て直しだとお好みのサイズで作ることができます。もめんのコシの良さも実感できるでしょう。巾を狭くして、綿の入れ目も少なくすれば、取り扱いも簡単です。使われなくなった掛けふとんが一枚あれば、巾６５ｃｍ長さ１８０ｃｍの座布団３枚分を広げたくらいの長座布団ができます。このサイズが実はなんとも重宝するのです。